故人が亡くなってから葬儀に至るまでの流れ

故人が亡くなってから葬儀に至るまでの流れ
家族や近しい親族が亡くなった場合はまず最初に「お葬式」を思い浮かべるかもしれませんが、葬儀に至るまでに行うべきことがたくさんあります。お葬式に至るまでの流れですが、事務的な手続きと遺体の管理やお葬式の準備等の実務的な作業の2つに分けて考えるようにします。事務的な手続きでまず最初にすべきことは、病死の場合は医師から死体診断書を、事故死などの場合は警察で死体検案書を発行してもらいます。次に死亡診断書(または死体検案書)と一緒に死亡届を役所に提出して、火葬許可証を発行してもらいます。お葬式で火葬を行うためには、役所で発行される火葬許可証が必須です。実務的な作業の流れですが、故人が危篤または亡くなった時点で葬儀社を選定して依頼をします。依頼した葬儀社の寝台車で病院または警察から遺体を安置施設に搬送して保管してもらい、お葬式までの間に納棺を済ませておきます。会社のスタッフと通夜や告別式の打ち合わせをして、斎場や火葬の日程を決めなければなりません。住職などの宗教者を呼ぶ場合には、関係する宗教団体に連絡をして日程の調整をします。お葬式の日程が決まったら式典に招待する方々に案内状を送付したり、招待をしない人にも訃報連絡を出します。これら一連の手続きを経た後に、葬儀を執り行うことができます。
葬儀を安値で選ぶ際に気を付けたい点とは何か
突然訪れる身内の不幸に、葬儀の準備などパニックになってしまう方もいらっしゃるものです。特に地方となるとご家族が亡くなった場合、葬儀会社や新聞社が聞き付けてあれこれとプランの加入をすすめてきたり、亡くなった方のお名前を新聞に掲載しないかなど勧誘されることもあります。そのようなときに焦らないためにも葬儀費用の平均相場を事前に知っておくことをおすすめします。相場を知っておくことで高額にならない御葬儀や、安値がいくらか分からず、あやしいプランを組んでしまうのを避けましょう。 日本では平均的に110万円と呼ばれており、基本料金の平均が約68万円です。これは弔問客を伴う一般的なお葬式ですが、人を呼ばない家族葬や、お通夜を省略した一日葬であれば費用は反感に抑えることが可能です。そのため、安く抑えるのであれば業者選びに注意するよりもどのようなプランにするのかが大きなポイントです。遺族の方や故人の意見を反映させたい場合は、もちろんそこを注意する必要があります。